特殊藥劑福島第1原発の2號機取水口付近に流れ出している水から、基準の1億倍を超える汚染が確認された。
水の流出が見つかってから4日目。
その水の汚染は、國が定める排出基準の1億倍以上に及んでいたことが明らかになった。
原子力安全・保安院は「ピットのところに、ボーリングで穴を開けて、水ガラス(止水剤)を投入していく」と述べた。
流出している水は、管の中を流れているのではなく、その下に敷いてある石の間を流れている可能性があることから、その水の流れを止めるために、「水ガラス」と呼ばれる速乾性の薬剤などを注入し、石と石の間を埋めようという作戦が行われた。
水ガラスは、5日午後3時に投入された。
高濃度に汚染された水は、1號機から3號機まで、あわせておよそ6萬トン。
これは、容量2,500トンの復水貯蔵タンク24個分にも及ぶ量。
その大量の汚染水を一時貯蔵するために、巨大な浮島「メガフロート」が5日午後、靜岡県の港を離れた。
そしてロシアからは、放射性物質に汚染された水を処理するために、日本がかつて送った、はしけ型処理施設「すずらん」が、準備でき次第、福島第1原発に向かうことになった。
「水ガラス」と呼ばれる速乾性の薬剤
富士新聞 剛才示範, 十幾秒 d 水就硬左...